こういう風になってるのね。

ドーターカードのような部分が、電源部分です。 見た目でも基盤の配線が太いですよね。


やはり、噂通りです。
刻印されたNECのロゴ。しかも日本製。
こいつが、度重なるバージョンアップにもばっちり耐え抜いてきた心臓部ですね。


このコントローラの側に、ファームウェア用のフラッシュメモリと、RAMがくっついています。
東芝の方が、型番TC58FVB160FT-85で、容量16Mbit(2MB)速度は85nsのフラッシュメモリです。(日本製!)
三菱の方は、ちょっと写りが悪いですが、、、、RAMでしょう。 笑
基盤部分にTAIWANの文字が、、、。チップが日本製だからいいんだい!


ドーターカードの下には、KENDIN社のKS8995チップが鎮座しています。
KS8995・・・?どこかで見た事がありますね。
ピンと来た貴方は、偉い。(笑)
はい。メルコの無線ルータを分解したときにも見る事ができましたよね。
10/100MのHub用チップです。
内部には5Port分のLayer-2 Switchの機能を持っています。また、5Port各々のPHYコントローラ(用語解説参照)も内蔵している優れものです。
ワンチップで構成できるのは、メーカにとって大きなコストダウンになります。
このチップを使った製品は多いようですね。

横には、アメリカPulse社製のH1060が、トランスフォーマ(用語解説参照)として載っています。

がっちりとくっついていたため、ドータカードは剥がしませんでした。


総括
ルータの中身は、こんな物だなと感じました。
心臓部が、自社製だなという事がわかっただけでいいです。
Routing速度自体は、コントローラの速さなどが関係してくるので限界がありますが、機能面ではソフトのバージョンアップにより、今現在でも見劣りがしない機能を備えています。
ファーム更新の度に、新機能が付いてくるので、ワクワクしますね。
しかも、暴走したり、フリーズしたりと、異常動作は発生しません。
ハードとソフトを両方自社調達できるNECだからこそできる事でしょうか。

今現在で、この製品を売っているお店を見かける事はほとんどありませんし、もっと高速なルーティングできる製品がでていますので、この製品を今買えとは言いません。しかし、今後NECの製品を検討していく上では、参考になりました。噂通りだねと。 
と言うことで、実家の両親がルータ欲しいと言うので、NECのルータWB7000Hを贈ってあげました。機能面、性能面、満足なようです。
しまった!!解体してから渡せば良かったか。。。笑



ここで一言。 Mルコさんお願い。 古い無線ルータ製品にファームウェアで、もうちょっと機能が付きませんか? せめてUPnP対応にでも・・・。


用語解説
*PHYコントローラ:Layer-1の物理層を取り仕切っています。10/100BASE-Tのケーブルを流れる電気的な信号(アナログ信号)と、チップ内で使うデジタル信号を双方向変換するチップです。
*トランスフォーマ:10/100BASEのコネクタと、PYHの間に挟んで、LANケーブルが誘導的に拾った余計な高電圧の電気成分をPHYに伝えないようにしているもの。変身したり、ロボットが出てくるわけではない。


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